「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録を目指す(27.06.23)

5月5日、イコモス(ユネスコ国際記念物遺跡会議)が「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産に登録するよう勧告しました。「明治日本の産業革命遺産」は、軍艦島や官営八幡製鉄所など、23施設で構成され、範囲は岩手から長崎、鹿児島までの8県に及びます。いずれの遺産も世界遺産にそん色のないもので、登録が決定されることを願っています。しかし、横須賀から見て、つくづく残念というか悲しく思うところがあります。これらの遺産群に横須賀の遺産が一つも入っていません。今年は横須賀製鉄所創設150周年の記念すべき年に当ります。「明治日本の産業革命遺産」群の一時代前、幕末に横須賀製鉄所として近代技術がわが国移転され、そこから、わが国の産業革命が始まったという事実を忘れてはならないと思います。横須賀製鉄所が遺産群に入らなかった理由を憶測しますと 1横須賀製鉄所の遺産は軍事遺産とみられて、反軍事的風潮の影響を受けたのか 2横須賀のドック群は米海軍基地内で現役施設であるため、遺産認定が難しかったのか などが考えられます。歴史を正視して、横須賀に残る産業遺産群は今回の「明治日本の産業革命遺産」にそん色のない事実であることを、横須賀から発信すべきと考えます。