戦艦陸奥主砲の横須賀里帰り運動(26.06.20)

戦艦陸奥主砲の横須賀里帰り運動(署名活動)が有志の皆さんにより始まりました。現在、戦艦陸奥の主砲1門が「船の科学館」(東京・お台場)に展示されています。しかし、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定にともない、東京地区の再開発・整備が計画され、「船の科学館」が所有する戦艦陸奥の主砲(全長約19m、重さ約100トン)の移設が求められています。戦艦陸奥は1921年(大正10年)、当時の造船技術の粋を集めて、横須賀海軍工廠において長門型2番艦として建造されました。戦艦陸奥は不幸にも太平洋戦争末期に瀬戸内海において爆発沈没しましたが、戦後1971年(昭和46年)に引き揚げ作業が行われ、その時引き揚げられた主砲1門が「船の科学館」に展示されている主砲です。来年2015年は横須賀製鉄所(造船所)開設150周年に当たります。横須賀は製鉄所―造船所―海軍工廠へと至る歴史の中で、わが国の近代化の先駆者としての役割を果たしてきました。この戦艦陸奥の主砲は横須賀のアイデンティティ―を物語る貴重な遺産の一つであると思います。この主砲の里帰りが実現することを願っています。