第3回定例会 ― 27年度決算審議(28.10.19)

例年、第3回定例会は、主として決算案を審議する定例会です。
10月14日の本会議において、平成27年度決算は賛成多数で認定されました。
平成27年度決算の概要について、以下紹介します。
1.決算全般
一般会計の決算額は、前年度に比べて、歳入は7億円減少、歳出は5億円減少しています。歳入面の特徴として、⑴法人市民税が企業業績の改善などにより増加(4億円)⑵土地売払代の増により財産収入が増加(3億円)⑶財政調整基金の取崩しが無かったため繰入金が減少(32億円)、などが挙げられます。
また、歳出面では、⑴子ども・子育て支援給付金の増などにより扶助費が増加(12億円)⑵廃棄物処理施設建設事業費の減により普通建設事業費が減少(11億円)⑶県競輪組合清算負担金の減などにより補助費が減少(12億円)、などが挙げられます。
次に、特別会計の決算額は、前年度にくらべて、歳入は156億円増加、歳出は147億円増加していますが、歳入・歳出面ともに、国民健康保険費の増加(歳入79億円増、歳出68億円増)と借換債の増にともなう公債管理費の増加(歳入歳出ともに68億円増)が特徴です。
このように、今期決算においても、歳入面の主軸である自主財源の改善は見られません。歳出面では、高齢化の進行にともない扶助費が増加傾向にあります。経常収支比率は前年に比し若干改善していますが、これは分母である経常一般財源に、当年度増の地方消費税交付金が計上されたためで、実質的な改善とはいえません。財政の硬直化傾向は続いていると見るべきで、財政状況の厳しさは今後も続くものと予想されます。

種 別 歳 入 対前年度 歳 出 対前年度
一般会計 1448億円 7億円減
0.5%
1412億円 5億円減
0.3%
特別会計 1250億円 156億円増
14.3%
1188億円 147億円増
14.2%

経常収支比率=(経常的にかかる行政費用)÷(経常的に入ってくる収入)

  26年度決算 27年度決算 増減
経常収支比率 97.2% 96.1% 1.1ポイント減(改善)

2.自衛隊・米軍関係交付金
交付金は下表のとおり決算されました。

種  別 決算額 備  考
国有提供施設等所在
市町村助成交付金
23.0憶円 固定資産税相当
特定防衛施設周辺整備
調整交付金
4.0憶円 消防自動車整備、近代歴史遺産活用事業、予防接種 等
再編交付金 7.3憶円 中学校PC等整備、国際コミュニケーション育成 等